日商エレクトロニクスは、IP通信関連の新会社2社を相次いで立ち上げる。子会社でIP電話会社のフュージョン・コミュニケーションズ(東京都千代田区、角田忠久社長)を核にしたIP通信サービス事業の強化を図るのが狙い。

 新会社のうち1社は2月5日に設立したアイピーウェーブ(東京都中央区、藤田巧社長、IPWave)。音声ポータル事業やIP電話アプリケーション販売、中小企業向けのネットワーク・インテグレーションなどを手掛ける。IPWaveの資本金は2500万円で、売り上げは2003年度に3億円、2005年度には17億円が目標。

 もう1社は、アイピーシティ(IPCity)で、来月に資本金約30億円で設立する。IPネットワークを利用して、口座振替の新規申込手続きの代行や電子明細書の配信などを行うBPM(ビジネス・プロセス・マネジメント)サービスを展開する。IPCityは、2005年度に100億円の売り上げを目標にしている。

 日商エレのIP関連の子会社はIPWaveとIPCityを入れて5社になる。日商エレの2005年度の連結売上高目標は1600億円で、このうち600億円をIP通信サービス事業の売り上げたい考えだ。(中井)