ASP事業者向けに海外ミドルウエア製品の日本語化や販売を手掛ける、きっとエイエスピー(きっとASP、東京都新宿区、松田利夫社長)が今月出荷する米社製ミドルウエアGo Grobalに、競合製品MetaFrame(シトリックス・システムズ・ジャパン製)の販売会社が強い興味を示している。きっとASPは1月28日にパートナ募集のセミナーを開催したが、参加した約70社のうち約50社がMetaFrameの販売会社だったという。

 MetaFrameはクライアント用ソフトも全てサーバーで動かすサーバー・ベースド・コンピューティング(SBT)を実現するソフト。クライアントPCのアップグレードや運用にかかるコストを減らせることを売り込み、2001年以降大きく売り上げを伸ばした。きっとASPが取り扱うGo Grobalは、MetaFrameの対抗商品で、米グラフオンが開発した。米国ではバンク・オブ・アメリカやボーイングなどに導入実績がある。

 説明会に参加したあるMetaFrameの販売会社の担当者は、参加理由を「競合製品がないこともあって、シトリックスの値付けは強気。最近までボリューム・ディスカウントもなかったほどだ。Go globalはMetaFrameに比べて3割ほど安価なのと、MetaFrameが苦手な画像処理アプリケーションに使えそうな点で興味を引いた」と話す。

 SBTをユーザーに提案するためには、安定稼動のためのノウハウや検証体制などが必要。Go Globalの担ぎ手としてMetaFrameの販売会社は理想的だ。きっとASPがどれだけMetaFrameパートナを獲得できるかでGo Global販売の立ち上がりも大きく変わりそうだ。(佐竹)