サイトデザインは3月7日、同社初のセキュリティ関連商品として、米ソースファイア製の不正アクセス検知(IDS)アプライアンス・サーバー製品、Sourcefire Sensor、およびSourcefire Consoleを発売した。ソースファイアと独占販売契約を結び、これまで手薄だったセキュリティ分野に本格参入する。

 サイトデザインはこれまで650社の顧客にECサイトを提供しているが、セキュリティ関連の提案はしておらず、この分野に関しては他のシステム・プロバイダに商機を譲る形になっていた。今後、サイト構築での顧客向けだけでなく、セキュリティ単体での提案も行うことで、3年間で3億円の売り上げを確保する考えだ。

 ソースファイア製品の最大の特徴は、オープン・ソースのIDSソフト、OpenSnortIDSを採用していること。OpenSnortIDSは、これまでに世界で60万回以上ダウンロードされた実績を持つオープン・ソースIDSの標準と呼ばれるソフトだ。ソースファイアは開発コミュニティが公開する版よりも1世代新しい版に、独自開発の管理・分析ツールを追加して専用のLinuxサーバーに搭載している。

 ソースファイアのインターナショナル・セールス担当バイス・プレジデント、アレン・メイル氏は「当社製品の強みは、新しい修正ソフトやパターン・ファイルが短時間で提供されること」と説明する。例えば同社は、世界的なネットワーク遅延の原因になったSQLスラマーの被害報告を受けてから、10時間以内にコミュニティが開発した新しいパターン・ファイルを検証し配信したという。(佐竹)