コンテンツ管理ソフト大手の日本ドキュメンタムは、企業内や企業間の情報交換を効率化するコラボレーション・ソフト「Documentum eRoom」を2003年6月から出荷することを発表した。米ドキュメンタムが2002年12月に米イールーム・テクノロジ社を買収したことによって獲得した製品で、スケジュール管理や掲示板などのグループウエアの機能に加え、テキストや画像を利用した多地点間のリアルタイム会議などの機能を備えた。米国では製造業を中心に1000社のユーザーを持つ。

 当初、2003年中の国内出荷を予定していた。しかし「米国本社へ直接問い合わせている日本企業が90社以上に及び、日本市場投入を6カ月早めた」(新谷智夫営業部長)という。実際の引き合いは強く、国内出荷時の段階で数社への導入が決まる気配だ。

 日本ドキュメンタムは、国内販売に備え販売パートナを募集する。従来のコンテンツ管理ソフトの販売パートナ5社あるが、eRoomのパートナは白紙で考え直す。「自動車と家電業界へ強い販売力があるパートナを必要としている」とeRoomの重点目標を新谷部長は話す。当初は直販部門が営業するが、2003年6月以降は導入ノウハウなどをパートナ各社へ移行する。初年度の間接販売比率は約7割程度の予定だが、2004年度以降はさらに高くする。

 eRoomの価格は20ユーザーのライセンスで400万円。5月末まではキャンペーン価格で300万円で販売する計画だ。2003年12月末までに、3億円の売り上げを見込んでいる。(渡辺)