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 米EDSの事業部門で製造業向けソリューション事業を手掛けるPLM Solutionsの日本法人は2003年度、PDM(製品データ管理)市場の拡大に向けた施策を投入する。日本市場では、CAD/CAM/CAE(コンピュータによる設計/製造/エンジニアリング)ツールの活用度に比べ、設計から製造までの協調作業を支援するPDMへの認識が低いことから、てこ入れする。

 主な施策は(1)PLM Solutions日本法人の組織強化、(2)パートナ企業を含めた協業促進、(3)導入効果を明示するための検証・デモ施設の開設、の三つ。4月に日本法人社長に就任した飯田晴祥社長が現在、具体的な強化策を詰めている。ただし、PDM専任部隊を設置することは決めた。

 パートナ企業との協業促進では、ユーザー会の開催や、各パートナ企業が抱える販売会社などを含めた情報共有の強化を図りたい考え。現在12社あるパートナ企業自体もCAD/CAM/CAE系とPDM系とがあるため、各社が全商品を組み合わせたPLM(製品ライフサイクル管理)ソリューションを展開できることを期待する。その一環として、検証・デモ施設(コンピテンス・センター)を年内に2カ所、開設したい考えだ。先行導入企業の実例をベースにした施設になるとする。

 PLM Solutionsの主力製品は、開発段階向けのNX Solid Edge、製造段階向けのE-factory、販売・保守・企画段階向けのTeamcenterの三つ。(志度)