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 EAI(エンタープライズ・アプリケーション・インテグレーション)ソフトを提供するウェブメソッドが、製品の拡販に乗りだした。この6月にも、ユーザー企業や販売パートナ向けのデモ施設「日本ソリューションセンター」を開設。販売パートナへの営業支援を強化する狙いだ。

 日本ソリューションセンターは、米国のソリューションセンターと高速回線で接続することで「バンクオブアメリカが実施したような大規模なシステム統合をデモできるようになる」(ウェブメソッド)。専任の担当者4人でスタートし、顧客や販売パートナに開放して、商談での活用を推進していく。販売パートナの拠点と日本ソリューションセンターをつないで、リソースを共有することも検討中だ。

 ウェブメソッド日本法人は、米国以外では初の研究開発拠点「日本開発センター」を置き、EDI(電子データ交換)など日本独自の通信手順への対応を手掛けている。開発センターを基盤に、販売パートナに対する支援も、技術支援に重きを置いてきた。一方、これまで大規模なシステムをデモする施設がなく、営業面の支援は比較的弱かったといえる。

 ウェブメソッドは6月に日本法人の人員を現在の40人から50人に増強し、顧客の業種にターゲットを絞ったマーケティング活動にも力を入れていく。これまで主要ターゲットとしてきた製造業、流通業に加え、手薄だった金融機関向けの営業を強化する計画だ。2000年10月の日本法人設立以来、国内顧客数は70社まで伸ばしてきた。一連の拡販策で、2003年度は前年比20~30%増の売り上げを目指す。(森重)