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 シンクライアント環境構築用のミドルウエアMetaFrame XPを提供するシトリックス・システムズ・ジャパンは6月26日、ISV(独立系ソフトベンダー)やハードベンダー、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)などを対象にしたパートナープログラム「Citrix Business Alliance(CBA)」を発表した。パートナー各社のハード製品やソフト製品、サービスなどとシトリックスの製品を組み合わせたソリューションの品揃えを充実させ、販売を増やす。

 これまでシトリックスは、同社製品を販売する約260社の販売パートナー向けの支援プログラム「Citrix Solutions NetworkTM(CSN)」を提供してきた。ライセンスの拡販を目的に販売パートナーを支援してきたため「販売パートナーが自前の製品を組み合わせたソリューションを提供するのにとどまり、いろいろなパートナーが販売できるソリューションが少なかった」(磯貝英範マーケティング本部パートナーマーケティング部長)。

 CBAを通してISVやハードベンダーとの協業を強化することによって、「販売パートナーに広く流通できるソリューションを増やす」(磯貝部長)。CBAに参加するベンダーが開発したソリューションを顧客や販売パートナーにプロモーションすることで、CBAパートナーと販売パートナーの双方のビジネス拡大を支援する。

 プログラムにはCharterパートナー、Premierパートナー、Premier Plusパートナーの三種類があり、プログラムの参加企業は専用Webサイトによる技術・製品情報の提供やベータ製品の提供、共同営業活動などの支援を受けられる。CBAプログラムには、今年度中に50社程度のパートナー企業の参加を見込んでいる。

 MetaFrameの販売は、2003年第1四半期の売り上げが前年同期に比べて約40%増えて好調で、国内のユーザー数は今年5月末時点で5600社に達している。シトリックスは同日、MetaFrame XPの新版「MetaFrame XP Presentation Server for Windows, Feature Release 3」を発表した。CBAプログラムをテコに販売を加速させる考え。

森重 和春=日経ソリューションビジネス