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 丸紅インフォテック(Mi)が8月25日、中小企業向けのASPサービスの卸売りを提携関係のある販売会社4000社に対して開始する。地方に向けたASPの販路が足りないISV(独立系パッケージベンダー)と、ASPサービスを商材として活用したい販社を結ぶ。

 新しく提供を開始した「ワンストップソリューションASPモデル」はまず、Miが選定したASPサービスをパンフレットにまとめて販社に提供する。販社がASPサービスを売り込むと、販社には月額利用料金の1~2割を配分する仕組み。Miも料金の1~2割を徴収する。

 提供するASPサービスは当初、クラスキャットが開発したEC(電子商取引)ASPの「ClassCat」とミロクドットコムが開発した会計ASPの「clear works」の2種類。それぞれ2004年3月までに500社程度の売り上げを目指す。これまでECソフトや会計ソフトなどを導入してこなかった中小のユーザー企業にとって、初期導入費用がかからないASPモデルは受け入れやすいとMiはみる。

 販社にとっては製品在庫のリスクがないだけに、売りやすい商材になる。一方、自力の販売力が少ないISVにとっては、Miが持つ約4000社の販社網を経由して拡販できるメリットは大きい。Miは、法人営業を持つ家電量販店にも営業窓口となるよう働きかけており、10月までに関東で3社、中部と関西でもそれぞれ1社と契約を交わす計画だ。

渡辺 一正=日経ソリューションビジネス