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 日本オラクルは8月26日、パートナーと共同でERP(統合基幹業務システム)ソフト、Oracle E-Business Suite(EBS)を導入した顧客企業をサポートする「EBSジョイントサポートセンター」を都内に開設した。

 同センターには、オラクルの技術者だけでなく、パートナーの技術者も常駐する。EBSを導入した顧客企業でシステムの障害が発生した際、オラクルとパートナーのサポート専門の技術者が共同で調査や解析、障害対応作業などの技術サポートをする。

 これまで顧客企業は、ソリューションプロバイダを経由してオラクルのサポート本部に問い合わせていたために時間を要していたが、EBSジョイントサポートセンターの開設によって対応の迅速化を図る。

 また、同センターはパートナーから派遣された技術者を対象に技術トレーニングを実施したり、製品情報や技術情報を共有したりするなど、パートナーの技術力の向上も支援する。

 当面、新日鉄ソリューションズとCSKから技術者が派遣され、10人前後でサポートにあたる。このほか、5社のソリューションプロバイダが年内に技術者を派遣する予定。

中井 奨=日経ソリューションビジネス