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 東芝ITソリューションは10月、グループ企業の再編に伴って、モバイルソリューション事業を強化する。10月1日に東芝ソリューションに社名を変更すると同時に、東芝に在籍しているITソリューション関連の営業部隊2000人が移籍する。これまで分散していた営業力を集中するとともに、東芝が受注していたモバイルソリューション案件も手掛ける。モバイルソリューション事業単独の売り上げは前年比5割増の30億円を目指す。

 モバイルソリューション事業を強化する第一弾として、PDA(携帯情報端末)向けデータベースソフト大手のアイエニウエア・ソリューションズと提携する。これまでは案件ごとに提携関係を結んでいたが、アイエニウエア製のPDA向けデータベースソフトを組み込んだパッケージ製品などを販売することによって、競争力を高める。

 東芝ITソリューションは、東芝が販売するPDAを軸に建設業界や施設管理業界、医療業界の営業担当者向けのPDAシステムの構築を得意とする。2003年から新たに食品業界や製薬業界向けのトレーサビリティシステム事業に注力する。アイエニウエアの製品を組み込んだトレーサビリティシステム向けPDA専用パッケージソフトを年末までに開発・販売して、新たな事業の柱に育てる計画。

渡辺 一正=日経ソリューションビジネス