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 富士通とインドのソフト開発大手インフォシステクノロジーズは10月17日、ミドルウエア製品を中核としたソフト開発に関して提携したと発表した。

 これまで両社は、プロジェクト単位でソフト開発体制を敷いてきたが、今回はそこから一歩踏み込む。インフォシス側がインドのバンガロールに、富士通専任の開発センターを設置し、50人の専任スタッフを常駐させ、富士通のミドルウエア製品であるInterstageとSystemwalkerを中心にしたソフト開発を継続的に行う。さらにミドルウエアだけでなく、アプリケーションも含めた開発まで手掛ける計画だ。

 富士通はソフト開発提携先を絞り込むことで、短期的なプロジェクトごとの関係から、優秀なエンジニアを長期間確保できる体制になる。「インド以外にも、東南アジアを含めた海外企業とのソフト開発関係はあった。すべて上手に管理するのは難しかったが、(インフォシスに絞り込むことで)コントロールしやすくなる」(富士通)。

 インフォシスは独自のソフト開発基準プロセスを提供し、富士通の製品開発促進を支援する。富士通はソフト開発の企画を担当するのは変わらないが、「インフォシスが持つソフト技術の提案は随時していく」(インフォシス)という。インフォシスにとって、専門スタッフを配置した開発提携関係を結んだのは、国内では東芝との100人体制に次ぐ2番目の相手となる。

渡辺 一正=日経ソリューションビジネス