富士通は11月20日、業務システム向けミドルウエア「Interstageシリーズ」に、帳票関連製品「同List Manager V6」を新たに追加した。同製品は、基幹業務系のデータベースから必要なデータを抽出し、加工や編集をした後に、帳票を出力するミドルウエア。これまで業務システムを構築するたびに、帳票関連システム部分はゼロから開発しがちだった。そこにList Managerを適応することで、プログラミング作業がなくなり、開発期間を3分の1程度に短縮できるようになるという。

 「帳票関連パッケージソフト製品だけでおおよそ700億円市場。その25%程度のシェアを獲得していると考えており、目標は40%だ」と山本昭之ソフトウェア事業本部フロンティア帳票ソリューションプロジェクト長は話す。「さらに、手作りシステム分を入れると700億円の数倍のマーケットがあり、そこを開拓したい」(同)としている。

 これまで帳票システム関連ミドルウエアは、運用管理システム向けミドルウエア「Systemwalkerシリーズ」で提供していた。新製品の発売に合わせて、既存の帳票ミドルウエア5製品もInterstageへシリーズを移管した。「業務システムとして帳票ソリューションを販売するためには、運用管理のイメージが強いSystemwalkerではなく、Interstageの冠が必要だった」(北出和彦ソフトウェア事業本部フロンティア帳票ソリューションプロジェクト部長)。

 List Manager V6の価格は240万円からで、出荷は2004年1月下旬。2005年末までの販売目標は推定で7万サーバー。

渡辺 一正=日経ソリューションビジネス