スキャニングソリューションeCopy Suiteを開発・販売する米eCopyの日本法人eCopyは日本国内で販売攻勢をかける。キヤノン販売と独占販売契約を結び、キヤノン販売が持つ販売網を通じて企業に売り込む。初年度に2000セットを販売して売り上げは10億円、3年以内に20億円を目指す。

 eCopy Suiteは、世界で累計1万7000セットの販売実績を持つ。先行した米国や欧州でキヤノンと協業していることから、日本でもキヤノン販売と独占契約を結んだ。キヤノン販売は今年1月28日、同社製デジタル複合機imageRUNNERシリーズのオプションとして、eCopy製品とNECのPCワークステーションExpress5800を組み合わせたセット商品の発売した。

 eCopy Suiteは、デジタル複合機に接続するタッチパネルと、文書のスキャンや配信、出力などを制御するソフトなどから構成されている。タッチパネルを使った操作性の高さや、スキャンや配信の処理フローを柔軟にカスタマイズできるのが特徴。また、開発キットを使って、人事・会計などの業務アプリケーションや、文書管理システムなどと連携することができる。

 eCopyの矢崎龍雄社長は「企業では社内文書の電子化が進んでおり、紙文書の管理がおきざりにされている。文書管理システムと連携するスキャニングソリューションの需要は膨大だ」と自信をみせる。金融基幹や医薬品業界、自治体など紙文書を大量に長期保存する企業に売り込みを図る。

森重 和春=日経ソリューションビジネス