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 データエントリー事業を手掛けるデップス(大阪市、望月邦則社長)はBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業に乗り出す。データ入力の前後に必ず発生する各種の事務処理や書類配送などの関連作業まで引き受けることで、ユーザー業務の効率化と納期短縮などを図れることを売り込む考え。BPO事業の立ち上げで2004年度に、売り上げを前年度比15%程度伸ばすのが目標。

 BPO事業参入に先立ち、昨年後半にカーネルシステムズ(東京都文京区、井上隆博社長)が開発したイメージ分散エントリーシステムを導入した。入力作業の生産性向上と情報セキュリティの強化を図るためだ。望月社長によれば「データエントリーはコスト、品質、納期に加え、セキュリティ対策が重要になってきた」。個人情報保護法の施行で、ユーザー企業はデータの取り扱いに一段と慎重になってきたことが背景にある。

 1975年設立のデップスは、この数年間、売上高が30億円前後で伸び悩んでいる。特に最近は、データエントリーの値下げ要求が一段と強まってきているだけに、新たなビジネスを展開していく必要性に迫られている。

田中 克己=主任編集委員