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 コアは、IT資産管理ソリューションの販売を強化するため、パートナーによる間接販売の体制を刷新した。パートナーの数を大幅に増やし、新たなパートナー支援策も打ち出す。

 コアのIT資産管理ソリューションは、主にIT資産管理ツールの「IT Asset Manager(ITAM)」、インベントリ収集ツール「ITAM Scan」、ワークフロー製品「ITAM Workflow」の3製品。これまで鹿島や第一生命保険など主に大企業に導入され、管理対象は約80万資産にのぼる。2006年3月期に管理対象400万資産にまで増やす目標を掲げている。

これまで自社の営業部隊による直販が中心だったが、販売力を強化するため間接販売を強化する。「OEM」「システムインテグレータ」「戦略的コンサルテーション」「販売支援」の4種類のパートナーに再編したパートナープログラムを整備した。パートナーに対し、定期セミナーの開催やトレーニングなどの支援をするほか、資産管理をテーマにした協議会を設立する。システム監査やソフトのセキュリティパッチ管理などIT資産管理ツールを活用したソリューションの具体的な事例などについて、パートナーと情報共有する。

 既にパートナー契約を結んでいる38社のうち、約半数は今回の間接販売体制の強化に伴って新たにパートナーとなった会社。今後も引き続きパートナーの数を増やしていく。

中井 奨=日経ソリューションビジネス