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 IBM製ミッドレンジサーバー機、iシリーズ(AS/400)向けに特化して運用管理ソフトや帳票管理ソフトなどを開発・販売するシステムスタッフ(東京都目黒区、金澤廣志社長)は5月に、iシリーズから直接PDF形式の帳票データを出力可能にするソフト「Integrated Portable Document Creator(仮称)」の出荷を開始する。

 iシリーズ上の帳票データと、ユーザーが専用ツールで作成した罫線や枠などの描画データを重ね合わせたPDF形式の帳票データを生成する。基幹システムの帳票をPDF化するソフトは、ここ数年引き合いが好調で、翼システムを始め、多くのベンダーが参入済み。しかし、その多くはPCサーバーを追加導入する必要がある上、特にiシリーズ向けでは、モノクロの印刷イメージをそのままPDF形式に変換するといった単純な機能の製品しかなかった。

 システムスタッフは、iシリーズに特化して蓄積した開発ノウハウで、PCサーバーの追加導入を必要とせず、IBMが提供する有料のオプション機能も使わずにPDFを生成できるようにした。これにより、サーバーやソフトへの追加投資が不要な点を売り込んで行く。Integrated Portable Document Creatorのライセンス価格は、iシリーズの機種によって異なるが30万~200万円。これに10数%の年間保守料が加わる。既に大手ユーザー数社が導入を決めたという。

佐竹 三江=日経ソリューションビジネス