PR

 日本IBMは今年9月にも、バランス・スコア・カード(BSC)の手法を使って企業の業績評価や経営戦略のマネジメントを実現するソリューションを投入することを明らかにした。従業員数が100~1000人規模の中堅企業向けに、ソフトやハード、コンサルティング、システム構築をセットにして提供する。

 日本IBMの成田徹郎オンデマンド・ビジネスCRMアナリティクス&BIソリューション部長によると「効率経営を実現するため、BSCの手法を導入する企業は年々増えている。ただし中堅企業の多くは、BSCを導入しても、企業内のデータ分析に不可欠なIT基盤を導入していないケースが多い」という。コンサルティングやシステム構築を組み合わせた導入しやすいセット商品を用意することで、これらの中堅企業のニーズを開拓する狙いだ。

 ソリューションセットでは、データウエアハウスの基盤となるデータベースソフトのDB2(IBM製)のほか、分析・レポーティング用のBI(ビジネスインテリジェント)ツール、データ統合ツールを組み合わせて提供する。データ統合ツールには、米アセンシャル・ソフトウェアのDataStageのほか、新たに販売契約を結んだ米インフォマティカのETL(抽出・変換・移行)ツールPower Centerを採用。フロントツールとなるBIツールには、米ビジネスオブジェクトや米ハイペリオン製など、顧客の要求に応じて複数の製品に対応する計画だ。

 ソリューションセットの価格は未定だが、コンサルティングやシステム構築を含めて、2000万~3000万円程度の導入コストを見込んでいる。

森重 和春=日経ソリューションビジネス

「日経ソリューションビジネス」は、ITサービス企業の営業・マーケティング、マネジメント向けの雑誌です。
今なら「日経ソリューションビジネス」を無料で1冊試読いただけます。 詳しくはこちらからどうぞ。