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 アシストは8月末をメドに、米アイウェイ・ソフトウェア製のデータ連携ソフト約50種類を日本市場に投入する。アプリケーションやデータベース、Webサービスなどの製品間のデータ連携を可能にするパッケージソフトで、開発元の米アイウェイでは「アダプタ」と呼んでいる。米アイウェイは多数のアダプタを開発済み。組み合わせ次第で250種類の製品の連携が可能という。7月20日には、日本向け製品の第1弾として、マイクロソフトのBizTalk向けに8製品を出荷開始した。

 売り込み先は、システム統合プロジェクトを手がけるシステムインテグレータなど。システム統合プロジェクトで個別開発部分を大幅に減らせる点をアピールする。アシストが2004年5月に設立したアイウェイ・ソフトウエア日本支社(港区)の中西勉社長は、「EAIソフトを導入する場合、アプリケーションとのデータ連係機能を個別開発せざるをえないケースが多い。ここにアダプタを使えば、コストは半分程度になり、短期間で必要な機能を実現できる」(同)と説明する。

 「EAIソフトなどと違い、製品と製品をつなぎます、というシンプルな説明で分かってもらえる商材。導入もすぐにできる」と中西勉日本支社長は話す。簡単に導入できる点を実感してもらうために、BizTalk向け製品の試用版をWebサイトからダウンロードできるようにしている。米アイウェイの売り上げは約50億円。日本ではできる限り早期にその1割程度の売り上げ獲得を目指す。

佐竹 三江=日経ソリューションビジネス

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