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 米BEAシステムズは11月15日、J2EE(Java2エンタープライズエディション)アプリケーションの実行基盤となるフレームワークを開発するオープンソース・プロジェクトであるProject Beehiveの最新リリースApache Beehive Milestone 1 Release(M1)を発表した。米BEAのデベロッパーリレーションズ担当シニアディレクター、スコット・ローガン氏にProject Beehiveの進ちょくなどを聞いた。

◆Beehiveは、JavaやJ2EE上でより簡単にSOA(サービス指向アーキテクチャ)のアプリケーションを開発するためのフレームワークだ。Javaの知識がある技術者であれば、J2EEの専門家でなくてもBeehiveを利用してアプリケーションを開発できる。当社の開発プラットフォームBEA WebLogic Workshop 8.1のテクノロジーをオープンソースコミュニティに提供することで、標準化を目指している。今夏に最初のリリースを発表してから過去2カ月で、オープンソースコミュニティの多くの開発者が、コードベースをBeehiveに変えると言ってくれた。Beehiveを発表前に50種類だったWorkshop上のコンポーネントは、既に90種類まで倍増した。

◆新たに発表したM1は、ドキュメントを追加し、サンプルアプリケーションも用意した。稼働するWebアプリケーションプラットフォームも、これまでのApache Tomcatに加え、Apache Geronimoや、RedhatのJOnASなどにも対応した。どのアプリケーションサーバー上にも展開できることは、WebLogic 8.1上でアプリケーションを作っている開発者にとってもメリットが大きい。Apache Beehiveのプロジェクトに参加している開発者は、半数がWebLogicの開発者だが、残りの半分はそれ以外の開発者だ。日本でも、開発者向け支援プログラムdev2devで、BEAのパートナーが中心になって、Beehiveの研究を始めている。

◆Beehiveの標準化が進めば、再利用できるコンポーネントを開発できるようになる。その結果、市場が広がり、現在のBEAのパートナーにとってのメリットも大きい。WebLogicはエンタープライズ向けアプリケーションサーバーとして、最高のスケーラビリティ、パフォーマンス、堅牢性を持っている。Beehiveのオープンソース化によって、アプリケーション開発者は、開発したアプリケーションをエンタープライズクラスにしたいと思ったときに、簡単にWebLogic上に移植できる。結果として、WebLogicが普及し、当社のビジネスも拡大する。

森重 和春=日経ソリューションビジネス

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