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 アライドテレシスホールディングスと、NECと日立製作所が合弁で設立したアラクサラネットワークスの国産ネットワーク機器メーカー2社は20日、ハイエンドのネットワーク機器の販売、技術協力などで提携したと発表した。

 提携により、アラクサラは自社のハイエンド/ミッドレンジのルーター/スイッチをアライドにOEM(相手先ブランドによる生産)供給。アライドは、このOEM品を自社のミッドレンジ以下の製品と組み合わせて、通信事業者や自治体などに売り込み、トータルでのサポートも担当する。その第1段として、2005年2月をメドに、アラクサラのスイッチ「AX7800S」シリーズ(ハイエンド機)と同「AX5400S」シリーズ(ミッドレンジ機)を、それぞれ「スイッチブレード7800」「同5400」シリーズという自社ブランドで販売。続いて、同年第2四半期には、ルーター製品の販売も開始する予定だ。自社販売のほか、アライドのパートナーにも製品をフルレンジで供給できる体制が整う。

 アライドは企業向けのほか、通信事業者や自治体のIPネットワーク商談にも力を入れているが、これまでIP基幹網側に置くハイエンドのスイッチ/ルーターを持たず、納入実績はエッジ(加入者収容設備)などに置くミッドレンジ以下の製品に限られていた。一方で、拡大するハイエンド市場で主導権確保を目指すアラクサラにとって、地方のインターネット接続事業者や自治体/文教向けなどで一定の実績を持つアライドの販路は魅力的だ。ハイエンド製品では、米シスコシステムズ-富士通連合や米ジュニパーネットワークスなどの選択肢もあったが、アライドは「排他的契約は結んでないものの、当面はアラクサラの製品の販売する」(高木弘幸社長)という。

 なお今回の提携に基づき、アライドはアラクサラのOEM品を、2005年夏から海外約20カ国でも売り込む予定だ。また2006年をメドに、2社製品の相互運用性を高めるための、技術協力にも取り組む。

玄 忠雄=日経ソリューションビジネス

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