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 リコーソフトウエア(東京都中央区、高田外志男社長)は1月31日、インターネット経由で機密文書の管理・配信ができる情報漏洩防止ソフト「鍵匠(けんしょう)」を発売する。企業内からの情報漏洩防止のほか、取引先企業などに配信する文書の2次流出を防ぐことができるシステムとして売り込む。

 鍵匠による文書配信では、ファイルの所有者が、鍵匠サーバー上に文書ファイルを登録し、閲覧を許可するユーザーや、閲覧可能回数、閲覧可能期間などを設定する。閲覧者は、インターネット経由で鍵匠サーバーからファイルをダウンロードし、専用のビューアを使ってファイルを閲覧できる。ユーザーIDとパスワードを使った個人認証を行うことで、設定された権限に応じた閲覧が可能になる。

 サーバーに登録した文書ファイルはダウンロード時に暗号化され、ファイルを閲覧する際には、常に鍵匠サーバーにアクセスして認証しなければならないので、ファイルの2次流出を防止できる。サーバー側で、閲覧権限を管理しているので、文書ファイルの配信後に権限の設定を変更することも可能だ。

 鍵匠の価格は、100ユーザーライセンスで280万円/1サーバー、無制限ユーザーライセンスで580万円/1サーバー。今後3年間で180セットの販売を目指す。リコー販売やリコーテクノシステムズといったグループ販社に加え、グループ外のソリューションプロバイダ約20社を販売パートナーとして開拓することで、拡販を目指す。売り上げの約半数をグループ外のパートナーを通じて販売する狙いだ。

 リコーソフトウエアは今年1月1日、リコーシステム開発など全国のソフト開発会社5社が統合して設立した。統合によって、リコー製品向けソフト開発の技術力や生産性向上を図るほか、文書管理ソリューションやプリンティングソリューションなど、ユーザー企業向けシステムインテグレーション事業も強化する狙い。今回の鍵匠の発売は、統合後の製品第一弾となる。

森重 和春=日経ソリューションビジネス

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