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 ボーランドは、同社が近年力を入れるALM(アプリケーション・ライフサイクル・マネジメント)分野の製品販売を加速するため、ソフト開発組織向けの有償コンサルティングサービスの拡充を急ぐ。ALMとは、開発要求の管理から稼働後のソフト配布に至るソフト開発関連のすべての業務について、関連する情報を一元管理し業務効率を高めようというコンセプトだ。

 目玉は、2005年1月25日に米本社が買収した米テラクエスト・メトリクスのノウハウを生かした開発プロセス改善コンサルティング。テラクエスト社はCMM(能力成熟度モデル)の開発に携わった企業で、日本企業向けにCMM関連のコンサルティングを直接提供した実績を持つ。国内では今春、提供を開始する。「まずはコンサルティングで開発プロセスを改善する手法などを提供する。その後、実行に必要なツールとして当社のCaliberRMやStarTeamなどのALM製品を提案していく」(藤井等マーケティング部長)戦略だ。

 現在、同社が抱える20人弱の直接営業部隊の全員がALM関連製品の売り込みにあたっている。「ALM製品の導入や定着のためには、事前のコンサルティングや導入支援、教育などのサービスが不可欠」(藤井部長)であり、同社のALM関連技術者はデモや導入支援などに引っ張りだこの状態だという。実際、ALM製品に関わるサービスの売り上げも拡大しており、前年比5割~10割の伸びを見込む。

 今後は、導入支援サービスやコンサルティングを同社だけでなく、パートナーからも提供する。組み込みソフト分野ではすでに、横河ディジタルコンピュータやキャッツ(本社横浜市、上島康男社長)と手を結んでおり、業務アプリケーション分野でも同様のパートナー開拓を急ぐ。

佐竹 三江=日経ソリューションビジネス

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