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 NECは4月20日、FOMA/無線LANのデュアル携帯電話機「N900iL」を使った内線IP電話ソリューションのメニューを拡充し、導入コストを下げた「UNIVERGE “FOMA” スタータ(給電)パック」と、月額10万円で体験導入できる「UNIVERGE “FOMA”連携お試しセット」の2つを、今日から発売すると発表した。自社のほかパートナー経由でも販売し、大企業から中小企業まで幅広い企業層に、無線のIP電話ソリューションの浸透を目指す。

 今回投入する2つの商品は、「UNIVERGE SV7000」などのNECのIP電話用サーバーに加え、無線LANのアクセスポイントや対応のLAN機器といった構内に置く設備一式で構成。各社員が持つ端末N900iLは、パッケージに含まない。2つの商品のうち、スタータパックは、アクセスポイントを収容する機器に給電機能付きのスイッチングハブを採用した点が特徴。通常は天井に置くアクセスポイントへの給電工事が必要だがこれを不要にし、導入工事を軽減した。端末10台~40台の利用を想定しており、企業の一部部門だけの導入にも向く。販売価格は280万円である。

 もう一つのお試しセットは、従来のPBX(構内交換機)とLAN環境を温存したまま、無線IP電話システムを導入できる点が特徴。既存のPBXにUNIVERGEを接続して使う。ユーザーは初期費用5万円、月額10万円のレンタル費用で、システム一式を最大3カ月試用できる。

 NECは、2004年11月にN900iLを使った無線IP電話ソリューションを提供して以来、既に約30件の商談受注を確実にしている。2005年度は「企業向けモバイル獲得を目指す1000件の商談のうち、8~9割を無線IP電話絡みにする」(曽我宣治企業ネットワークソリューション事業部長代理)という大幅な販売増を目指している。「手軽に導入、体験できる」という今回のパッケージ商品を、その起爆剤にしたい考えだ。

玄 忠雄=日経ソリューションビジネス

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