PR

 スウェーデンの中堅企業向けERP(統合基幹業務システム)ベンダー、インテンシアの日本法人であるインテンシアジャパンは、自社のERPソフト「Movex」を使った食品業界向けのソリューション「MovexF&B」の販売について、ジェーエムエーシステムズ(JMAS、東京都港区、丸尾健司社長)と協業すると発表した。インテンシアは2004年8月から食品やアパレル、流通、設備保守サービスの4業種にターゲットを絞って経営資源を集中させる戦略を取っており、今回の取り組みもこの戦略に沿ったものだ。

 新戦略の一環として同社は、販売パートナーに対しても特定業種に特化することを求めている。ターゲット4業種中、最も早く話が進んだのがJMASだった。JMASは99年からMovexを販売してきた実績があるほか、食品業界でニーズが高まっているトレーサビリティの提案に力を入れていることなどが協業に結び付いたようだ。

 インテンシアジャパンのカマル・シャルマ社長は「Movexという商材を深く理解するには時間がかかるので、パートナーとは長期的な付き合いをしたい。食品業界向けのノウハウは今後、JMASに集中的に提供していく。日本IBMやCSIなど他のパートナーが食品業界から受注することはもちろん自由だが、最終的には、他のパートナーをJMASが支援できるような形にしたい」と業種特化型のパートナー戦略を説明する。

 両社はセミナーなどのマーケティング活動や営業活動、導入コンサルティングなどで協力するほか、5月~9月までの間はMovexF&Bのライセンスを半額にするキャンペーンを実施するなど食品業界におけるMovexの存在感を高めていく考え。2005年度の販売目標は、「サービス込みで5億円程度、案件数で3~4件程度」(JMASの木田詞康ビジネス・ソリューション本部副本部長)を見込む。

佐竹 三江=日経ソリューションビジネス