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 シトリックス・システムズ・ジャパンは、次期製品Citrix Access Suiteの出荷を6月1日に開始すると発表した。「Citrix Presentation Server 4.0」「Citrix Password Manager 4.0」「Citrix Access Gateway 4.0」の3製品からなるスイート製品で、「情報システムをオンデマンドに利用するためのアクセスプラットフォーム」を標榜して業界標準の座を狙う。価格の引き下げや大規模対応、動作可能なアプリケーションの拡大など、多くの改良を施した戦略製品だ。

 しかしシトリックスの看板ブランド「MetaFrame」の文字は、新製品の名前から消え、代わりに「citrix」が付いた。サーバー・ベースド・コンピューティング(SBC)の代名詞的なイメージの強いMetaFrameブランドをあえて捨て、「アクセスプラットフォーム」というより広い市場を取りに行くという判断だ。同社の樋渡純一マーケティング本部長は「今後新製品にMetaFameの名称が付くことはない」と話した。

 同社が脱MetaFrame戦略を開始したのは2003年のこと。以来、ワンタイムパスワード製品など、SBC以外の製品ラインを徐々に増やしてきた。大古俊輔社長(写真)によれば、日本での売り上げは順調に伸びており、2005年の第1四半期の製品販売ライセンス数は、2004年第2四半期に比べ150%増だったという。「今後の製品名からは消えるが、MetaFrameユーザーへのサポートをやめるわけではない。安心して使い続けて欲しい」と大古社長は強調した。

佐竹 三江=日経ソリューションビジネス

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