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 PLM(製品ライフサイクル管理)ソリューションを手掛けるネクステックは、組み立て製造業向けのパッケージ「SpeedPLMware.ver.3.0」を6月22日から発売した。これまでネクステックは、PLMソリューションのコンサルタントやシステム開発などを展開してきたが今回、社内ツールとして開発し、活用してきたSpeedPLMware.ver.1.0/ver.2.0をパッケージ化することで、外販ビジネスにも乗り出した。

 SpeedPLMware.ver.3.0の最大の特徴は、データ構造や項目などが変化しても、簡単に変更できる柔軟性にある。製品構成に対する必要属性やドキュメント属性などを自由に定義したり、設計や製造、調達など目的別に部品表を備え、内容を自由に設定できるようにした。EAI(エンタープライズ・アプリケーション・インテグレーション)ベンダーのインフォテリア(東京都品川区)とも協業を結んでおり、他システムとの連携も容易にした。このほか、PLMソリューションのノウハウを活用してデータベースをチューニングし、大量データも高速に処理できるようにしている。ユーザー企業への導入期間は、コンサルティングから稼働まで含めて約1年間で済むという。

 SpeedPLMware.ver.3.0は、製品マスター(部品表など)の基盤となる部分の「Speed Foundation」とアプリケーション部分の「SpeedPLMware.Application」でから構成されており、今回、ネクステックが発売するのはSpeed Foundationの部分で、価格は数千万円。アプリケーション部分は、「コンフィギュレーション管理」「見積受注管理」「設計成果物管理」「開発購買/原価企画」「コラボレーション開発管理」「設計変更・仕様変更管理」「E-BOM・M-BOM連携」「プロジェクト管理」「サービス・メンテナンス管理」など9つのモジュールがある。各モジュールは今後1年間で順次、投入ていく。

 販売方法は、Speed Foundationの部分とSpeedPLMware.Applicationでやや異なる。Speed Foundationは主にネクステックが担当するほか、パートナー経由でも展開するが、SpeedPLMware.Applicationについてはパートナーを中心に拡販していく。開発キットも用意するなど、パートナー独自のアプリケーションも販売できる環境にしている。「まず今年度は数社に導入し、来年度は2ケタの導入を目指す。5年後ぐらいには、サービスなども含めてパッケージビジネスは当社の売り上げの半分になるだろう。アプリケーションの部分は特にパートナーと協業していき、互いに利益を上げられるビジネスモデルにしてたい」(山田太郎社長)。

大山 繁樹=日経ソリューションビジネス
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