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 丸紅グループの通信事業者であるグローバルソリューション(東京都千代田区、山本節夫社長)は7月14日、同社のIP-VPNサービス「クローズドIPネットワーク Smart」に新オプション「不正アクセス保険」を追加した。同社によると、「ファイアウオールなどのセキュリティ装置と組み合わせて不正アクセス保険がつく例はあったが、IP-VPN単独で保険がついたサービスはこれまでにない」(助川敬太郎営業推進部マネージャー)という。

 クローズドIPネットワーク Smartは、NTT東西地域会社のインターネット接続サービス「Bフレッツ」や「フレッツ・ADSL」などを使った廉価版のIP-VPNサービス。このサービスを8月末までに申し込んだユーザー企業に、1年間分の不正アクセス保険を無償で提供する。通信サービス利用料はBフレッツファミリータイプを使う場合で、1拠点当たり月額9800円からとなっている。

 不正アクセス保険の補償内容は2つあり、1つは社内のアプリケーションやデータが改ざん、消失した場合に、修復費用として最大100万円を補償する。もう1つは、コンピュータやネットワークが停止することでユーザー企業が営業面で被害を受けた場合に、事故究明費用や再発防止費用などを最大500万円補償する。おわびのはがき代なども補償内容に含まれる。

 ただし、不正アクセス保険が適用されるためには3つの条件がある。まず、10拠点以上で契約したユーザー企業であること。次がグローバルソリューション担当者がユーザー企業の現場に行って設置作業をする「オンサイト設置」サービスを申し込むこと。そして、ネットワーク分析を実施する「SEコンサル」サービスを申し込むことである。ユーザー企業からの要望が多ければ、数拠点しか契約していないユーザー企業への提供開始も検討するという。

 助川マネージャーは、「不正アクセス保険を付けたことで、爆発的に契約数が伸びるとは考えていない。ユーザー企業が感じているセキュリティへの不安を少しでも軽減できればと考え、サービスを開始した」と語る。

鈴木 孝知=日経ソリューションビジネス
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