IPv6対応ルーターの仕事は大きく四つある。(1)アドレス配布,(2)パケット中継,(3)フィルタリング,(4)経路制御――である。(2)~(4)はIPv4対応ルーターと同じだが,(1)はIPv6になって追加された役割である。では,順番に説明していこう。

 まずアドレス配布。繰り返しになるが,この役割はプラグ・アンド・プレイ機能のためにある。正確に言うと,アドレスそのものを配布するのではなく,プレフィクスと呼ぶ上位64ビットを配布する(図1)。

 下位64ビットはパソコン自身が生成する。パソコンは,プレフィクスと組み合わせたビット列を自身で使うべきアドレスとして設定する。


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