(1999.7.23。7.26加筆,改題)
 日本ユニシスは7月23日に東京で開催したOnNetDRBの説明会の席上,メインフレーム「Clear PathサーバHMP NX/LXシリーズ」(Aシリーズ=OSはMCP=系)と「Clear PathサーバHMP IXシリーズ」(2200シリーズ=OSはEXEC=系)の次期製品の計画の一部を明らかにした。
 今秋に登場すると見られているユニシスの次世代機は,両系統とも最大32プロセサ搭載で,現状のHMPシリーズと同じくメインフレームOS用の専用CMOSプロセサ・ノードと,Windows NTなどが稼働するインテル・プロセサのノードを統合した形になる。
 大きく変わるのは,4個のプロセサを単位としたプロセサ・モジュール(プロセサ/主記憶/チャネルからなる)が最大8モジュール搭載できるようになり,さらにプロセサ・モジュール間を共有メモリー方式で高速に接続することである。メインフレーム・プロセサ・モジュールとインテル・プロセサ・モジュールの組み合わせは自由に選べる。当然(?)全体は単一システムのイメージで管理・運用される。
 従来,メインフレーム・ノードは「HMP IX」が最大8プロセサ,「HMP NX」が最大6プロセサどまり。インテル・ノードは最大4プロセサだった。メインフレーム・ノードとインテル・ノードの間も,専用の内部バスでつなぐ形式だった。
 ちなみに米Unisysは5月20日に,新型機「ClearPath HMP IX6800」を発表した際,インテル系サーバーAquantaと両HMPに共通に採用する「Cellular Multiprocessing(CMP)アーキテクチャ」を開発中であると表明していた。このCMPの実体が,今回明らかになった「4プロセサ×8モジュール」,「共有メモリー」のアーキテクチャである。

(1999.7.26加筆)日本ユニシス広報からこの件について,以下のような新しい情報を頂きました。
 「日本ユニシスは,この秋から2000年度(2000年4月~)初めにかけて,メインフレームの新製品を,LXシリーズ,IXシリーズ,NXシリーズの順に発表する予定である。
 ただしこれらの3シリーズには,この段階ではまだCMPアーキテクチャは採用されない。現行と同じHMPアーキテクチャでの新製品である。
 CMPアーキテクチャのメインフレームの投入は,日本では2000年度に入ってからになる」。

 従って,元のタイトル,“秋の新メインフレームは「4プロセサ×8モジュール」構成で登場”は間違いでしたので,ここでお詫びとともに訂正させていただきます。本文は原文のままになっておりますが,「今秋に登場すると見られている」の部分は「2000年度(2000年4月~)に投入される」と読み替えて頂きますよう,よろしくお願い致します。
(加筆終わり)

[資料1へ](HMP IXシリーズ)
[資料2へ](HMP NX/LXシリーズ)
[資料3へ](CMPについて言及している,米Unisysの5月20日付けリリース)