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 日本テレコムは9月20日,企業向けIP-VPNサービス「SOLTERIA」の料金を改訂すると発表した。内容は料金の値下げと料金体系の一部変更。郵政大臣の認可後,新料金を適用する。

 SOLTERIAの料金は現在,アクセス回線ごとに決まる「接続基本料金」と,同一のVPNにつながるアクセス回線速度の合計帯域で決まる「閉域通信料金」の二つで構成している。今回の改訂で,接続基本料金を,1)アクセス基本料と,2)ネットワーク接続基本料の二つに分割した。

 分割の理由は,アクセス回線にATM(非同期転送モード)を使う場合,1本のATM回線で複数のATM仮想パスを利用できるようにするため。これにより,例えば1本のATM回線を使いながら,NTTコミュニケーションズのATM専用線サービスと,日本テレコムのSOLTERIAの両方を同時に利用できるようになる。

 アクセス基本料とネットワーク接続料を合計した料金も,従来の接続基本料金より安く設定した。最大11.6%の値下げとなる。例えば,これまでNTT地域会社のディジタルアクセス1500を足回りに使った場合の接続基本料金は月額26万円だった。新料金はアクセス基本料が1万8000円,ネットワーク接続基本料が21万7000円の計23万5000円となる。

 また今回から,SOLTERIAとユーザー企業とを結ぶ回線部分で,動的ルーティングを利用できるようにした。利用できるルーティング・プロトコルは,インターネット接続事業者(プロバイダ)間のルーティング・プロトコルとして主流のBGP-4である。BGP-4を使うことで,企業ユーザーは,SOLTERIAとの回線を冗長化できるようになる。

(米田 正明=日経コミュニケーション)