米Cisco Systemsと米Motorolaは米国時間7月28日に,両社のジョイント・ベンチャー米Invisixが,その日本法人Invisix Asia Pacificの業務を始めると発表した。


 Invisix社の日本法人はアジア太平洋地域業務の拠点として今年3月に設立された。Cisco社とMotorola社はこの事業を通して,IP(Internet Protocol)ベースの無線通信システムの構築とマーケティングで今後も協力していく。


 Invisix Asia Pacificの業務は,システム・インテグレーション(SI)である。これにはビジネス・モデリング,プロジェクト・プラニング,システム設計/構築などが含まれる。


 Invisix社は「Invisix Centre of Excellence」と呼ぶ施設を設置し業務を行っているが,日本法人にもこれを置き「Invisix Asia Pacific Centre」としてアジア全域に活動範囲を広げていく計画である。2001年6月までに従業員数を35名に増やすという。


 なおCisco社とMotorola社は同様の施設を,1999年12月にロンドン,今年にはカリフォルニア州サンノゼとテキサス州フォートワースに開設している。Invisix社は今後四つの施設を通じ,世界規模でソリューションとサービスを提供していくという。


  • www.invisix.comに掲載の発表資料