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Question 1
Webを見るだけで感染するウイルスの恐怖

図1●Windows Updateの利用方法
スタート・メニューから利用できる。InternetExplorerのメニューから選択することもできる。Windows XPは自動的にWindowsUpdateが動く機能を備える

Q 友人からインターネットのホームページを閲覧しているだけで,ウイルスに感染してしまったと聞きました。ホームページを見ただけで感染するウイルスというのは本当に存在するのでしょうか。

A はい,存在します。最も有名なウイルスとしてはNimdaがあります。Nimdaの例では,Nimdaに感染しているWebサーバー(ホームページ)にInternetExplorerでアクセスすると,Webページ内に含まれるウイルスが自動的にパソコン上で実行され,Nimdaに感染しました。

 最近のウイルスの傾向としては,人間の心理に付け込むものや新しいセキュリティ・ホールを狙ったものが多くなっています。Webブラウザやメールソフトのセキュリティ・ホールが発見されれば,それを狙って感染するウイルスが短期間に登場します。

 また,サーバー関連プログラムにセキュリティ・ホールが発見されれば,そこを狙った新種のワームが登場します。もはやウイルスは,“こうやって感染するもの”というセオリーは無いと考えた方がよいでしょう。

 個人ユーザーであっても,WindowsUpdate(図1[拡大表示])やソフトベンダーから提供されるセキュリティの修正プログラムは,公開されたら他人事とは思わず,すぐに当てるようにする必要があります。特にウイルス感染に関しては,自分が被害者になるだけでなく,他人にウイルスを感染させてしまい,加害者として訴えられることも,あり得えないとは言えません。「修正プログラムが出たらすぐ適用」という習慣を付けましょう。

Daiji Sanai
筆者は,ネットワーク・セキュリティ研究チーム「SecurityFriday.com」のリーダー。URLはhttp://www.securityfriday.com/jp/