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東芝情報システム(川崎市)は7月にも,インターネットを使った資材調達システムを稼働させる。新システムは,仕入先との間でやり取りするデータの形式にXML(エクステンシブル・マークアップ・ランゲージ)を全面採用する。同社が販売するオフィス機器や消耗品などの仕入先100社以上を対象にしており,全取引件数の約8割を新システムで処理する。8割もの取引にXMLデータを活用する国内企業はまだ珍しい。

 新システムによる受発注業務は,Webブラウザと表計算ソフトExcelだけで処理できる。資材部にいる調達担当者はWebブラウザに製品の型番や数量,仕入先名といった注文データを入力,XML形式でデータベースに格納する。

 仕入先の担当者は,パスワードを使って東芝情報システムのデータベースにアクセスし,自社宛ての注文データをWebブラウザで確認。納期などを入力して受注処理を終える。注文書や納品書といった伝票は,XML形式の注文データをインターネット経由でパソコンにダウンロードし,Excelに張り付けて作成する。これまではファクシミリを使って発注データを送信し,仕入先は電話で納期を回答していた。

 新システムは2台のWindows NTサーバーで構成する。1台は社内向けのサーバーで,もう1台は社外向けである。それぞれマイクロソフトのWebサーバー・ソフトInternet Information Server 4.0を搭載し,社内向けサーバーには注文データを格納するためにデータベースSQL Server 7.0を搭載。XML形式の注文データを使ってExcelで伝票を作成するプログラムは東芝アドバンストシステム(東京都新宿区)が開発した。

(栗原 雅)