カタログ通販大手のフジサンケイリビングサービス(ディノス,東京都中野区)は9月26日,同社がインターネット上で展開しているショッピング・サイト(http://www.dinos.co.jp/)をリニューアルした。最大の変更点は,顧客が在庫や搬入などの情報をリアルタイムで確認して,注文を出せるようにしたこと。これまでは,顧客から来る注文を社内のオペレータが基幹系システムに再入力していたため,注文が届いてから出荷までに1~3日かかっていた。同時にインターネット上での取り扱い商品数を,従来の1000点からカタログとほぼ同じ1万点にまで増やした。

 ディノスは1998年10月から,インターネット上で通販サービスを開始しており,1999年度(1999年4月~2000年3月)に約4億5000万円を売り上げた。リニューアルによって2000年度は9億~10億円の売り上げを見込む。インターネット経由の顧客も,今後1年程度でこれまでの3万3000人から倍増させたい考えだ。

 リニューアルに伴い,Webアプリケーション・サーバーと,在庫管理などを担う基幹系システムを連動させるようにした。Webアプリケーションは,日本アイ・ビー・エムが提供する電子商取引サイトの構築ソフト「Net.Commerce」をカスタマイズして開発した。

 Webアプリケーションは,複数台のUNIXサーバー(RS/6000)上で稼働させる。基幹系のAS/400と接続し,AS/400にある業務アプリケーションをインターネット経由で利用できるようにした。システム構築は,日本IBMが担当した。

(川又 英紀)