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小森 博司氏 コンパック コンピュータ カスタマーサービス推進本部
第二カスタマーサポート本部 第二ナレッジセンター

図3 Active Directoryの導入は必要条件ではない
B社はファイル・サーバーとしての新機能だけが必要だった。社内DNSとの統合の手間などを考慮して今回はActive Directoryを抜き,メンバー・サーバーとしての導入を決断した。

Active Directoryは不可欠ではない

 Windows 2000のファイル・サーバーとしての新機能が有効だと判断したB社にとって,移行時に問題になったのが,Active Directoryを導入するかどうかである。

 実はWindows 2000の導入にActive Directoryは必要不可欠ではない。NTドメインのままで,その中のメンバー・サーバーだけをWindows 2000にできる。Active Directoryの導入は得失を比較して決めた方がよい(図3[拡大表示])。

 B社にとって,シングル・ログオンや,資源や権限の一元管理が容易なActive Directoryは魅力的だった。しかし,導入作業や,Active Directoryの安定度を考慮して,今回はメンバー・サーバーをWindows 2000にアップグレードするにとどめた。

 メンバー・サーバーをWindows 2000にするだけなら,作業は容易である。B社の導入も大きな問題はなかった。B社は,移行ツールなどがそろい,安定稼働に確信が持てればActive Directoryを導入する予定でいる。