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 米国アトランタで開催中の展示会「Networld+Interop 2000」では,通信機器ベンダー大手の米シスコ・システムズが自社ブースで各種のデモを実演している。いずれのデモも最新の技術に触れるまたとない機会だけに,実機を目の前にして熱心に説明を受ける来場者の姿が目立った。


 シスコはブースを,(1)コミュニケーション,(2)コンテンツ配信ネットワーク,(3)セキュリティ,(4)企業内ネットワーク管理──の四分野に分割し,デモを実施した。中でも,イーサネットのLAN環境でIP電話システムを構築したコミュニケーション向けシステムのデモに注目が集まっていた。

 システムは,LANスイッチ「Catalyst 3524-PWR XL Desktop」に,数台のLAN直結型電話機を接続した構成。VoIP(voice over IP)機能で音声通話を実現するLAN直結電話は,通常オフィスで使う多機能電話と異なり,電源が必要となる。そのためLAN直結型電話機は,電源ケーブルとLANケーブルを接続しなければならない。ただし,Catalyst 3524-PWR XL Desktopを使えばケーブルは1本で済む。10Mもしくは100Mビット/秒のイーサネットで利用できる非シールドより対線(UTP)を介して,接続した機器に電源を供給する機能を持つからだ。シスコは,配線を簡略化できる点を示し,LAN電話システムでの優位性をアピールしていた。

 シスコはさらに,コンテンツ配信ネットワーク向けシステムとして,8月末に発表にしたばかりの体系「CDN」(content delivery network)をベースに,動画配信サーバー「Cisco IP/TV 3420」を使ったシステムを展示し,コマ落ちのないスムーズな動画を配信できることを見せた。

(加藤 慶信=日経コミュニケーション,米アトランタ発)


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