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 「au」(エーユー)ブランドで携帯電話サービスを提供するセルラー電話8社とIDO(日本移動通信)のKDDIグループは11月から,若年層を狙った新製品と新サービスを投入する。新製品は,携帯電話機に接続して使う10万画素の小型ディジタル・カメラ「Pashapa」(パシャパ)と,小型キーボード「イージーパレット」。新サービスは,学生ユーザーの基本料を50%,通話料を最大50%割り引く「ガク割」である。

 KDDIグループは10月1日にIDOをKDDIの一部門に吸収し,さらに11月1日には沖縄セルラー電話を除くセルラー電話7社で新会社「au」を発足させる予定。このためauブランドの携帯電話を提供するのはauと沖縄セルラー電話,KDDIの3社となる。今回の新製品や新サービスは,この新体制で投入する戦略商品の第一弾。

 Pashapa(写真)は,型番「C310T」および11月から順次発売される「C4XX」シリーズのcdmaOne携帯電話機に接続できる。例えば,Pashapaで撮影した画像データをメールに添付して送受信したり,携帯電話機の電話帳に電話番号とPashapaで撮った顔写真を登録しておくことで,着信時に発信者の顔を表示させることなどができる。Pashapaの製造元は京セラで,大きさは幅88×奥行き40×厚さ16mm,重さが約50g。価格は4100円。

 イージーパレットは,cdmaOne携帯電話機上でのメールの作成を容易にするもの。型番「C401SA」か「C404S」,さらに今後発売される大半のcdmaOne携帯電話機に接続可能になる予定だ。ミツミ電機の製品で,幅142×奥行き79×厚さ15mm,重さは約110g。価格は2000円。

 Pashapaとイージーパレットはともにピンクや白を基調としたデザインで,「主に10代や20代の若年層を狙った商品」(関西セルラー電話)。両製品の発売時期は地域によって若干のばらつきはあるものの,おおむね11月上旬になるという。

 一方のガク割は大学生や大学院生,短期大学生,高等専門学校生,高校生,中学生など文字通り"学生"のau携帯電話(cdmaOne,PDC)ユーザーを対象としたサービス。同サービスは,現時点でIDOが管轄している関東甲信越・東海地域を除く全国で,11月1日から提供を開始する。関東甲信越・東海地域のサービス提供については,現在準備を進めているところ。

 ガク割の適用には,1年間を契約単位とする利用申し込みが必要である。月額基本料が50%割引となるほか,通話料にも割引が適用される。au携帯電話および固定電話への発信時が50%,その他の電話への発信時は20%安くなる。

(杉山 泰一=日経コミュニケーション)