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 先端技術研究所は2月5日,ネットワーク・アプリケーションを提供するサーバー機をクラスタ化するソフト「RainSLB」を出荷した。開発会社は米レインフィニティ。価格は120万円(2ノード構成時)からで,追加1ノード当たり60万円。稼働OSはSPARC版Solaris 2.6以降。時期は未定だが,WindowsNT版とLinux版の出荷も予定する。

 RainSLBが提供するクラスタの機能は,可用性を高めるフェイル・オーバー機能とネットワーク・リクエストを分配する負荷分散機能の二つ。同社が出荷中であるファイアウォールのクラスタ化ソフト「RainWall」と同様のクラスタリング技術「RAIN」(reliable array of independent nodes)を用いている。

 ネットワーク・アプリケーションが稼働中のサーバー機のハードウエアに変更を加えることなく,RainSLBをサーバー機にインストールするだけでクラスタ化できる。また,サーバー機とは独立したコンピュータにRainSLBをインストールし,負荷分散装置にすることも可能である。

 ネットワーク負荷分散の方法はラウンド・ロビンや最小接続数など。また,WWWアプリケーションのセッション管理のための,Cookie変数やSSL(secure sockets layer)セッションID,送信元IPアドレスなどを基にしたサーバー機の固定も可能である。

(日川 佳三=日経コミュニケーション)

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