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 家電量販店のムラウチ(本社東京)は来年1月、消費者向けのインターネット通販サイトを大幅に刷新する。昨年度31億円だったネット通販の売上高を、来年度には100億円に引き上げる。従来は自社でサイトを運用していたが、日立ソフトウェアエンジニアリングにアウトソーシングすることでコストを削減。利益率を9倍まで高める。

 売り上げ拡大の柱は、利便性の向上と品ぞろえの拡充の2つ。まず、サイトの使い勝手を引き上げる。例えば、顧客は気になる商品を画面上に複数並べて価格や特徴、販売員からの解説コメントを一覧形式で比較できる。従来のサイトでは複数の詳細な商品情報を同時に表示できず、比較検討する際は1つずつ見ていくしかなかった。

 顧客が購入を検討している商品情報をウェブ・サイトに一時的に保存する機能も加える。ムラウチは、顧客ごとにどの商品情報を保存したかを把握し、それに応じた販促メールを配信する。

 商品点数は現在約3万点だが、これを約20万点に増やす。なかでも売上高の約4割を占めるDVDソフトを5倍に、音楽CDを100倍にする。そのために、従来、自社でまかなっていた在庫管理と発送の作業を、ソフト卸の星光堂(本社東京)に委託する。

 品ぞろえ拡充に合わせ、商品の検索機能を強化する。監督別や主演俳優別といったカテゴリー検索機能を新たに追加する。

相馬 隆宏 souma@nikkeibp.co.jp