10月2日に日本航空(JAL)と日本エアシステム(JAS)が経営統合して誕生した持株会社の日本航空システムで、JALとJASの2社間のマイレージ登録に不具合があった。システムトラブルが原因で、約600人のマイレージが正しく登録されなかった。

 トラブルの対象になったのは、JALのマイレージカード会員のうち10月1~9日にJAS便に乗り、JAL側にそのマイレージを登録しようとした人の一部。「搭乗券の発券前に、自分が持つJALの9ケタのマイレージ会員番号をJASに通知し、かつATB券(航空券と搭乗券の一体型のチケット)を利用した」場合に限り、JAL側のサービスに正しくマイレージが登録されなかった。

 JALとJASは10月中旬にシステムの修正を終えており、その後はマイレージが正しく登録されている。マイレージ会員に対して2カ月に一度送付しているマイレージの実績報告書には、正しく登録された結果が記載される予定で、実害はない見通しという。

 マイレージの登録ミスの原因は、JAS側の予約システムからJAL側のマイレージ管理システムに送信するマイレージの積算依頼データに不備があったことだ。前述の条件に合致する人のデータだけ、JAL側に正しく伝わらなかった。

 このため10月1日以降、システムエラーが頻発するようになり、JALとJASはその原因と不具合の影響範囲を調査していた。

西 雄大tnishi@nikkeibp.co.jp