Webブラウザの情報を最新のものに変えるとき,「再読み込み」ボタンをクリックすることが多いのではないだろうか。ただし,こうしても最新情報に変わるとは限らない。Webブラウザやキャッシュ機能を備えるプロキシ・サーバーが蓄えておいたキャッシュ情報が表示されることがしばしばあるからだ。そんなとき,いわゆる“スーパーリロード”が役に立つ。

 スーパーリロードとは,強制的にWebサーバーにアクセスして最新情報をダウンロードする操作方法のこと。強制再読み込みなどと呼ばれることもある。操作は簡単。Windows環境でNetscape Navigatorを使っているのなら,シフト・キーを押しながら再読み込みボタンをクリックすればよい。Internet Explorerの場合は,コントロール・キーを押しながら更新ボタンをクリックすると同様の結果が得られる。

 スーパーリロードを実行すると,Webブラウザはキャッシュ・データを持っていてもそれを表示せず,コンテンツを要求するHTTPメッセージ(リクエスト)をWebサーバーへ送信する。プロキシ・サーバーを使っているときには,リクエストに,「キャッシュを使わないように」という意味の制御情報(「Pragma:no-cache」または「Cache-control:no-cache」)を付け加えてから送信してくれる。

 最新情報を適切にやり取りするためにHTTPメッセージに書き込まれる制御情報としては,データの保持期限を定める「Expires」や,データが更新されている場合のみデータを取り込む「If-modified-since」などもある。

 スーパーリロードは,ネットの掲示板に書き込みしたときに,自分の書き込みがアップされたかどうかを確かめるときにも有効だ。こうしたちょっとしたテクニックを知っていると,同じ内容を二度書き込んでしまうといった失敗をなくせるはずだ。

半沢 智=日経NETWORK)

<プロキシ・サーバーの役割やしくみについては,日経NETWORK12月号で特集しています>

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Webアクセスでやりとりされる制御情報はHTTP仕様で定められている