永尾 幸夫 NTTデータ関西テクシス ソリューションマーケティンググループ テクニカルサポート担当

写真5●nslookupを使ってみる
nslookupを起動し,IPアドレスを取得したいホストの名前を入力するとIPアドレスが出力される(a)。入力した名前が本来のホスト名とは別の名前で登録されていた場合は,本来のホスト名も一緒に出力される(b)。「set q=ptr」と入力してから(a)で得たIPアドレスを入力すると,ホスト名が出力される(c)。さらに「set q=ns」でDNSサーバーの情報を,「set q=mx」でメール・サーバーの情報を問い合わせることが可能だ(d)

DNSの試験ツールnslookup

 DNSサーバーの動作については,Windows NT/2000やUNIXなどで用意されているnslookupというDNSサーバーの動作確認ツールを使って調べることができる。Windows95/98/Meでは別途,Cyberkit(http://www.cyberkit.net/)などのソフトウエアを導入することで同じように動作を調べることが可能である。

 では,実際にWindows NT/2000にあるnslookupを使ってホストの名前からIPアドレスを取得してみよう。まず,コマンド・プロンプトからnslookupを起動すると,問い合わせを行うDNSサーバーの情報が表示され,問い合わせを待つ状態になる(写真5[拡大表示]aの最初の3行)*13。ここで「www.sample.co.jp.」のようにIPアドレスを取得したいホストの名前を入力すると*14,「192.168.100.10」などのIPアドレスが出力されるはずだ(同a)。もし,「www.sample.co.jp」が本来のホスト名とは別の名前で登録されていれば,それも本来のホスト名と一緒に出力される(同b)。

 次に,IPアドレスからホストの名前を取得してみよう。「set q=ptr」と入力して逆引きを行える状態に変更したら,先程出力された「192.168.100.10」を入力してみよう。DNSサーバーで逆引き用の情報がきちんと入力されていれば,写真5cのようにホスト名が出力されるはずである。さらに「set q=ns」でDNSサーバーの情報を,「set q=mx」でメール・サーバーの情報を問い合わせることができる(同d)。メール・サーバーが複数登録されていた場合は,優先度と一緒に一覧が表示される。

 この他にも,問い合わせ先のサーバーを変更したり,ドメインに登録されているホスト名の一覧を表示させたりするなど,nslookupはさまざまな機能を備えている。興味があれば,nslookupのヘルプなどを参照して実際にいろいろな機能を試してみてほしい。