IIS 6.0セットアップ・ガイド(第2回) 続き



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図7●新しいWebサイト作成のウィザード画面


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図8●[Webサイトの説明]画面


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図9●[IPアドレスとポートの設定]画面


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図10●Webサイトホームディレクトリ]画面


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図11●[Webサイトのアクセス許可]画面

新しいWebサイトの作成にはウィザードを使う
 このように実際には[既定のWebサイト]の設定を何も変えなくても,少なくとも静的なコンテンツを公開することは可能である。実際に「C:\InetPub\wwwroot」フォルダに,Webページのファイルを保存し,最初のページをdefault.htmというファイル名にすれば,簡単にWebサーバーとして利用できるのだ。しかし,[既定のWebサイト]ではデフォルト以外の設定も含まれているし,コンテンツのディレクトリにはFrontPage Extensionが作成するアンダーバー付きのフォルダが存在していて,分かりにくいと考える方もいるだろう。その場合は,新しくWebサイトを作成することをお勧めする。

 新しいWebサイトを作成するためには,いったん「既存のWebサイト」を停止させる必要がある。現段階の構成では単純に複数のサイトを1つのサーバーに持たせられないためだ。そのためIISマネージャから「既存のWebサイト」を停止させてから新しいWebサイトを作成する。複数サイトを同時に利用する方法は,次回以降で触れよう。

 IISマネージャで[Webサイト]−[新規作成]−[Webサイト]を選ぶと,新しいWebサイトの作成ウィザードが起動する(図7)。画面遷移に沿って以下を確認してほしい。
(1)[Webサイトの説明]画面では,簡単な説明文を入力する(図8)。「既定のWebサイト」のように管理上サイトを識別するための文字列である。
(2)[IPアドレスとポートの設定]画面では,そのまま[次へ]ボタンをクリックして先へ進んでよい(図9)。
(3)[Webサイトホームディレクトリ]画面では,コンテンツを置くローカル・パスを入力する。Webサイトへの匿名アクセスはチェックが入ったままにする(図10)。
(4)[Webサイトのアクセス許可]画面では,静的コンテンツのみであれば[読み取り]のみにチェックが入っていればよいが,コンテンツに応じて必要と思われるアクセス許可を選択する(図11)。

 ウィザードが完了すれば,新しいWebサイトが作成されたことがIISマネージャからも確認できるだろう。プロパティを開いてウィザードの設定項目がどのように反映されたかも確認できる。ここまでで限定的ではあるものの静的コンテンツを公開するサイト設定ができた。自分でホームページを作成されている人は,テスト用のサーバーとして使ってみるのもよいだろう。しかし,プロパティを見ても分かるように,まだ多くの設定項目が存在している。次回以降,これらを解説していく。