スタートアップ
-
2020年12月28日(月)
個人向け与信機能を「as a Service」で
新規参入のハードル下げ、多彩なサービス創出を狙う
Crezitは、個人向け与信機能を一括提供する「Credit as a Service」の開発を進めている。様々な企業が手軽に与信サービスを組み込めるようにすることで、これまで見過ごされてきたニーズに応えていく考えだ。
-
2020年11月30日(月)
保険大手はテック企業のノウハウを生かせるか 東京海上と米Lemonade提携の行方
「確実にプラスに働く」。NTTデータ経営研究所 金融政策コンサルティングユニット シニアマネージャーの加藤洋輝氏は、東京海上ホールディングスが米Lemonadeとの提携で得られるメリットは大きいと太鼓判を押す。
-
2020年10月30日(金)
目指すは金融版スーパーアプリのトップ 必ず勝てる領域での成功を積み上げる
英Revolutが日本法人を設立したのは2017年12月。3年弱を経て、2020年10月8日に日本で本格的にサービスを開始した。我々としては慎重にというより、最速でここまで来たつもりだ。
-
2020年09月29日(火)
信頼の連鎖が投資の好機を引き寄せる
スタートアップエコシステムに優劣なし 日本は日本らしい発展を遂げている
2009年にアリババの10周年パーティーに呼ばれたことがある。そこで感じたのは、中国市場に参入するには「too late」だということだった。設立からわずか10年でとんでもないプラットフォームになって社会インフラ化していた。10年前から中国にいれば、プラットフォーム化するような企業と付き合えたかもしれない。しかし既に遅かった。ならば地球上で次の中国になり得るのはどこかと考え、たどり着いた結論がインドネシアやベトナムといった東南アジア、そしてインドだ。
-
2020年09月29日(火)
ノーコード開発で保険業界を変える
Excelスキルで利用可能、保険に特化した開発・販売基盤
Protosureは、保険商品の開発・販売プラットフォームを提供している。最大の特徴は、プログラミング不要で商品やプロトタイプを開発できる点だ。既存の保険会社だけでなく、新規参入事業者への導入を狙う。
-
2020年08月25日(火)
三井住友フィナンシャルグループ、神戸にスタートアップ支援拠点を開設
三井住友フィナンシャルグループと三井住友銀行は、スタートアップ支援のためのオープンイノベーションの拠点として「hoops link kobe」を2020年9月1日に開設すると発表した。コワーキング兼イベントスペース、ミーティングルーム、スモールオフィスとして利用できる。場所は、三井住友銀行神戸本部ビルの2階となる。
-
2020年08月03日(月)
個人投資家の意思決定に集合知をもたらす
複雑な投資アイデアを投稿・閲覧できるSNS
クリプタクトは、投資家の意思決定を支援するツールを手掛ける。2020年6月には、投資アイデアなどを共有できる「アイデアブック」をリリース。機関投資家同様、議論や情報収集ができる場を個人投資家に提供する。
-
2020年06月01日(月)
不動産査定を精度9割で予測するサービス
独自に収集した1億件のビッグデータをAIで分析
リーウェイズは、不動産テックを活用したAIシステムの開発を手掛ける。2009年から独自に収集した約1億件のデータを生かして精度の高い査定を実施。透明性の高い不動産取引を構築し、投資不動産市場の拡大と活性化を目指す。
-
2020年05月01日(金)
投信、保険、ローン扱う金融版EC実現へ
金融仲介業の規制緩和を視野に新規参入者へ提供
Librusは、金融ビジネスに特化して上流から下流までカバーするシステム開発を手掛ける。金融仲介業の規制緩和に向けてEC(電子商取引)プラットフォームのパッケージ開発を進めている。投資信託、保険、ローンなどの業種にまたがる金融商品を提供するサービスの構築を支援する。
-
2020年04月03日(金)
地銀の革新 足りないのはスピード感
カルチャーや考え方の変革が急務 他業種にもっと目を向けるべき
地方銀行の担当者に話を聞くと、誰もが「オープンイノベーションをやりたい」と口をそろえる。新事業に取り組まないと立ちゆかなくなる、との危機感を抱いているからだ。住宅ローンの融資額を伸ばしても利ざやは少なく、リスクは高まる一方。地銀同士の営業地域も垣根がなくなり、ネット銀行だけでなく他の地銀とも競合している。こうした状況が、地銀をオープンイノベーションへと駆り立てている。