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 仕事で著名人に講演や講師を頼む場合、事前に相手の素性を知っておきたくなるのは当然の話。ネット時代になり、そうした著名人の発言や細かい仕事、評判などを簡単に調べることができるようになった。仕事を頼む前に調べておくことには重要な意味がある。

 著名人に仕事を依頼する前にやっておきたいのは,その人のプロフィールを調べること。普通は「堺屋太一 プロフィール」というように、著名人の名前に「プロフィール」という言葉でAND検索している人が多いだろう。しかし、プロフィールという単語で検索した場合、プロフィールが「略歴」「経歴」と書かれている場合の結果は拾えない。「堺屋太一 プロフィール OR 略歴 OR 経歴」とOR検索で対象を広げるという技はあるが、広がった分、堺屋太一氏を尊敬している個人のプロフィールや略歴ページなどもヒットするようになりがちだ。

 プロフィールを知りたい場合は、プロフィールを記載する際にほとんどのケースで必要になる単語である「○○生まれ」の「生まれ」というキーワードを人物名と一緒にAND検索するのがオススメ。「堺屋太一 生まれ」で検索した方がきちんとした氏のプロフィールページが見つかりやすくなる。単純な技だが簡単でかなり有効だ。

著名人の発言録は「ワイルドカード」で検索してみよう

 また、著名人のプロフィールではなく普段メディアでどのような発言を行っているのか知りたい場合はGoogleのワイルドカード機能を使うのがオススメだ。Googleは自分が忘れてしまったあいまいな部分を「*」という記号に置き換えて検索する機能を備えている。分からない部分に「*」を入れて検索することで,その部分を自動的に補って検索結果を表示してくれるのだ。

 「*」という記号はコンピュータの世界では「ワイルドカード」と呼ばれ、任意の文字(文字列)という意味で使うことが多い。Googleでは「任意の単語の置き換え」(フルワードワイルドカード)として利用できる。例えば「東京都港区*センター」で検索すれば、「東京都港区○○センター」という名前の施設を検索結果として表示してくれる。これを発言録を調べるのに使えばいいのだ。具体的には「堺屋太一 「*」」と検索すればOK。通常人の発言は「」で括られる。その中身をワイルドカードにすることで、AND検索した人物の発言録が見つかることが多くなるのだ。こうした技を使ってあらかじめ講演などを依頼する著名人に関する情報を調べておけば、トラブルなく進めることができるだろう。

■津田 大介 (つだ だいすけ)

【略歴】
1973年東京都生まれ。週刊誌,インターネット誌,ビジネス誌,音楽誌などを中心に幅広いジャンルで執筆。ここ数年はネットカルチャーやネットワーク時代の音楽の在り方について多くの原稿を寄稿。主な著書は,目的別にGoogleの活用法を解説した『ググる』,ネット通販サイト「Amazon」の活用法を解説した『アマゾる』(両書とも毎日コミュニケーションズ刊)など。

【関連URL】
音楽配信を中心としたデジタルコンテンツ流通,著作権問題などの関連ニュースを集めた情報サイト「音楽配信メモ」(http://xtc.bz/)も運営している。