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 「企業サイトランキング 2007」。これは国内の主要企業500社を対象に、各社のWebサイトの有用度を調査・検証した記事である。このランキングで1位だったのが出光興産。同社は2006年10月24日、東京証券取引所第一部に上場。これに先駆けた9月にサイトをリニューアルした。出光美術館を併設し、皇居の緑を臨む本社で、常務取締役の橋本敦男氏に、リニューアルの意図とサイトにかける今後の期待について聞いた。

■リニューアルの目的を教えてください。

 当社の場合、上場したのは2006年10月ですが、創業は古く1911年です。広報活動を通じ、情報開示の大切さは以前から感じていました。ただ、非上場の期間が長かったため、リニューアルするまでは、サイトでの情報開示量は圧倒的に少なかったのです。以前のサイトだと、内容的にも注目されるほどの価値は見いだしてもらえなかったでしょう。

 出光では、ガソリンスタンドをはじめとする現場での営業活動が、「出光」というブランド力を上げるものだと考えています。サイトは、その活動を強力に後押しします。加えて、サイトはIRを含む会社情報の開示に適しています。

 そこで、上場を機にサイトをリニューアルすることを決めました。着手したのは上場の1年半前の2005年6月。外部のコンサルタントがサイトを診断し、それを受けて社内の各部門からのヒアリングを始めました。結果、上場とほぼ同じタイミングでリニューアルが完了しました。

 リニューアルで行ったのは、まず、徹底的に不足している情報量を取り返すこと。出光のことを理解してもらうために、当社サイトでの滞在時間や回遊率の向上に工夫を凝らしました。出光興産という会社を、点や線ではなく、面あるいはもっと立体的に理解してほしいと考えました。

 我々から情報を発信し、出光のファンを作り、理解者を増やす。ユーザーからのリアクションを受け取り、双方向でコミュニケーションする。サイトは、これらを可能にしてくれるツールです。出光に対する固定的なイメージを払拭する意味でも、IR活動やサイトでの情報公開は効果があります。企業にとって、サイトはとても大切なアイテムであり、その価値に大いに期待しています。