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 フィルタリングソフトの開発・販売を手がけるデジタルアーツは9月14日、インターネットカフェ用のフィルタリングソフト「i-フィルター for ネットカフェ」を開発したと発表した。既に「インターネット&漫画喫茶 ほっとBBステーション」を全国に展開するジャイロがこのソフトの採用を決めているという。

 今回開発したのは、インターネットカフェの利用客の年齢層に合わせ、その利用客が使う端末にフィルタリングを自動設定するソフト。インターネットカフェでは、会員登録の際に名前や生年月日を登録し、会員カードを発行する場合がほとんど。POSシステムと連動させて、年齢を読み取り、利用客に合わせてフィルタリングを自動で設定できる仕組みだ。利用客が変わるたびに設定は自動で変更されるため、あらかじめ年齢層に応じた端末の設定などをしておく必要がない。

 昨今、インターネットカフェを利用した犯罪などが増加していることも今回の開発の背景にあるという。9月1日に日本複合カフェ協会が店舗運営ガイドラインを改定。18歳未満の利用客に対して有害情報へのアクセス制限をした端末を利用させることを努力義務とした。東京都も10月1日に改訂する条例でフィルタリングソフトなどを利用した機器を提供するように促す。

 デジタルアーツは「今までフィルタリングソフトは家庭や学校で利用するもの、とされてきたが、今までは反応しなかった市場が広がりつつある」としており、このような業界団体や自治体などの動きを売上増に結びつけたい意向だ。