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 ソースネクストが「コモディティ戦略」の下に売り出した1980円のソフトシリーズが、7月に累計販売数1000万本を突破。社長の松田氏に、今後の販売戦略などについて話を聞いた。

■コモディティ化が成果を挙げた理由は。

 パッケージを小型化したので、販売店で同じ面積に置ける本数が多くなるし、コンビニや書店などにも置きやすい。多数のタイトルをそろえて売り場に当社製品の棚を設置しているため、オフィスソフト買いに来た人がついでにゲームなどを買う、という「ついで買い」を誘発しやすいこともある。

■ダウンロードではさらに低価格のソフトが出てきているが。

 今の当社の売り上げでは店頭販売が大半。ダウンロードがメインになることはまだないだろう。ユーザーは使い勝手でも購入方法でもシンプルさを求めている。店頭販売では、これ以上の値下げは現実的でない。販売店、メーカー両方が利益を挙げるには、1980円がぎりぎり。今後は価格を下げるのではなく、タイトルの充実と取り扱う店舗の拡大を目指す。

 1980円のシリーズは現在では300タイトル。これを2年間で1000タイトルまで拡大する予定だ。今、世に出ている中で1980円で売っていない分野のソフトは、すべて今後進出する対象と考えている。5年程度でコモディティ化が浸透して、一定の成果が出せると思う。その後は海外への販売や自社開発を視野に入れている。