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 ウィルコムは10月20日、3.7インチの液晶を搭載したPHS端末「W-ZERO3」を発表した。W-ZERO3は、高機能化が進む携帯電話と携帯情報端末PDA)/パソコンの中間に位置づけられる製品。端末はシャープが、同社のPDAザウルス」で培った技術を生かして開発。マイクロソフトの携帯機器用OSの最新版Windows Moblie 5.0 software forPocket PC 日本語版」を搭載する。20日には、3社そろい踏みで発表会を行い、「新世代のモバイル端末」だとアピールした。

 W-ZERO3は、ウィルコムのPHS通信モジュール「W-SIM」を内蔵する。W-SIM端末の拡充を図る同社の戦略商品だ。音声通話やデータ通信、無線LANの機能を装備。3.7インチのVGA(640×480ドット)液晶を搭載し、本体下部をスライドさせると備え付けのキーボードが現れる仕組みだ。液晶画面をペンや指先でタッチして操作することもできる。本体背面には133万画素のCMOSカメラも搭載する。

 また、Windows Mobile 5.0の採用により、WordやExcelなどの機能が利用できるほか、Internet Explorerを搭載し、パソコン用のWebサイトを閲覧できる。本体サイズは幅約70×奥行き約130×高さ約26mm。重さは約220g。オープン価格で、想定実勢価格は「5万円を切る」(ウィルコム)見込みだ。出荷は12月上旬。

 シャープにとってW-ZERO3は、縮小傾向にあるPDA市場で新たな展開を図る意味もある。一方、世界的に携帯電話用OS市場に参入を進めるマイクロソフトにとっては、日本の携帯電話市場へ参入する足掛かりともいえる。