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 大手新聞社による、音声番組のダウンロード配信であるポッドキャスティングサービスが相次いでいる。まずは日本経済新聞社が10月5日から「NIKKEINET PODCAST」を開始した。「日経ブロードバンドニュース」(平日毎日更新)、「伊藤洋一のビジネストレンド」(毎週更新)など3タイトルを提供する。次いで毎日新聞社が10月11日、「毎日新聞ポッドキャスト」を開始。週刊英字紙「毎日ウィークリー」から、一面記事や各種コラム、星占いなど十数本を英語で配信する。さらに、読売新聞社が10月24日から、「読売ニュースポッドキャスト」を開始。読売新聞のニュースと社説、コラムで構成され、ニュースは政治、経済、スポーツなどから約10本を提供する。社説は、配信当日の読売新聞朝刊に掲載されたものを、コラムは読売新聞夕刊1面の「よみうり寸評」を全文配信する。内容は毎日更新する。

 ポッドキャスティングの提供は、米国メディアでは一般化しており、大手新聞社の米ワシントンポストでは既に、ドキュメンタリーやニュースを中心にダウンロード可能な動画を配信する「ビデオポッドキャスティング」を開始している。日本でも岩手めんこいテレビが11月1日から動画で2番組の提供を開始している。10月20日に発売となった最新版のiPodが動画再生に対応したことで、今後はメディアによるビデオポッドキャスティングサービスも増加が予想される。ポッドキャスティングは、無料配信が基本なだけに、広告を中心とした収益モデルの確立が課題。コンテンツの拡大と共にユーザー増が続けば、新たなビジネスモデルの可能性もある。